ピアノと私のこれまでの歩み。たくさんの支えと応援☆
ピアノと私の関係。
私はピアノを「続けるのを辞めたい」と二度思ったことがあります。
音楽が大好きな兄に続いて幼少期、私もピアノを始めました。
兄は音楽を愛していて、とても自然にピアノに向かい、
私はそんな兄を見て、同じように自然と、ピアノの近くに自分がいました。
ある時、兄は受験で忙しくなり、そして習っていた先生のお引越しも重なり、
ピアノを一旦辞めることに。
兄の後を追いかけてばかりいた私は当然のように当時「辞める」という選択肢しかありませんでした。
これが1度目。
・・・が、私は続けることになりました。
その後は素敵な先生が見つかり、ただただ私は目の前の自分の音と向き合う日々を送り、挫折苦悩も乗り越え・・・音大に入学。
自分の音楽を作り上げる工程が楽しくて楽しくてとても充実な日常を送りました。
そして、大学4年を終え、大きな舞台で演奏する機会を与えてもらった直後、
2度目は訪れました。。
終わった・・・。ピアノに鍵をかけました。
幼少期の目標は「兄」でしたから兄の背中しかみてこなかったですし、
その先の目標は「ただ大学まで音楽を勉強する」ということしか考えてこなくて、
大きな目的のようなものはなく、先がありませんでした。
その後旦那と出会い、アメリカ、チェコ生活を経験して色々な方と接していく上で、
小さな小さな視野を持っていた私は改めて大切な大切なことを学ばせてもらい、
違う形でピアノ音楽と向き合う毎日を楽しみだしました。
私が音楽を続ける目的ができました。
本当に音楽を愛する原石のような兄、
そして音楽の世界へ進むことを勧めてくれた両親、
ピアノと関わり続ける私を理解してくれる旦那、
私とここまで出会い関わってくださった方々、、
今日まで皆に支えられ応援していただき、私のことを育ててもらってます。
鍵盤を触るたびに、思いは溢れます。
ちなみに兄は仕事をしながらジャズの世界を全力で楽しんでいます。
そんな音楽愛の兄には悔しいほど今でも本当に敵いません。
やはり兄の背中を追いかけつづけてしまう私がいます😊
またここで演奏を流せたらいいな、って思います♪
チェコではレンタルしています☆